JBL CHARGE2+はオーディオ並みの音!Boseとの比較も
まるでオーディオを凝縮させたような
ピュアで、美しく、聴きやすい音が出る
モバイルスピーカーがありました。
JBL CHARGE2+
Bluetoothのモバイルスピーカーといえば、
BoseかSONYかの二択のように語られがちですが、
もし自然な音が好きならば
このJBL チャージ2+も
チェックしたほうが後悔しないですみそう。
人気のボーズやソニーの製品とは
ガラリと違う音に驚きました。
メリットはクリアで自然な音と機能性
JBL CHARGE 2+の、おもなスペックは次の通り。
大きさ : 幅185 x 高さ79 x 奥行79mm
重さ : 600グラム
スピーカー : 45mm × 2
最大出力 : 15W(7.5W + 7.5W)
対応コーデック : SBC
入力端子 : ミニジャック × 1
防水 : あり(IPX5相当)
スマホへの充電 : 可能
連続再生 : 12時間
バッテリー容量 : 6,000mAh
15000~20000円のモバイルスピーカーとしては
全体的に平均以上で、あらゆる局面に強いといえます。
肝心の音質は自然でクセのない音、
そして、やや低音重視です。
正確には「やや低音」というか
かなり低音がきいているのですが
人気商品のBose SoundLink Mini IIが
それ以上に低音重視なのと
JBL CHARGE 2+はボウンと広がるような低音なので
ぱっと聴いた感じはそこまで目立たないです
(ボーズは「ズンズン」といった低音)。
これが絶妙なバランスで
よく聴くと低音がかなり鳴っているのに
中高音をじゃましてなく、
高音もクリアな音質で
全体としてJBL チャージ2+は
オーディオ機器をそのまま
小さくしたような雰囲気があります。
Bose SoundLink Mini IIとは
また違った意味で
「ちっちゃいくせに、やるなコノウ」
となります。
ボーズサウンドリンクミニ2はどちらかというと
「このサイズでこの迫力! 重低音!
すごいだろ! そうだろ!」
一方のソニーは製品にもよりますが
全体的にきらびやかで
「きれいな音出てるでしょ?
でしょでしょ?」
といった感じで、
どちらも確かに素晴らしいのですが
そうがんがん迫ってこられると
ちょっと疲れる、
つまり聴き疲れしそうなところがあります。
そんなとき、
このJBL CHARGE2+を視聴したら
「おお、これこれ!」
といった違和感のなさを感じました。
おそらく同じような流れで
ボーズ→ソニー→JBL チャージ2+
と視聴していって
「これこれ!」と思った人は
多いんじゃないかと思います。
Boseが味のしっかりした中華料理、
SONYがソースできれいに盛り付けたフランス料理とするならば
JBL CHARGE2+はあっさりめの和食といったところでしょうか。
むろんこれらは
メリットデメリットというより、
好みの問題ですが、
ナチュラルでクセのない音という点では
JBL CHARGE 2+がぬきんでているといえます。
あともうひとつ、
JBL CHARGE 2+のメリットは
機能が充実していることですね。
まあ機能ではSONYのSRS-XB3が
異常なくらい充実していますが
JBL CHARGE2+も
・防水
・12時間連続再生
・スマホに充電可能
と、必要なものはそろっています。
また、重さも600グラムと
この音質レベルの製品としては
軽量といっていいでしょう。
カラーはブラック、レッド、オレンジ、
ピンク、グレー、ブルー、イエロー、ティール
という8色展開で、どれか迷うほどあります。
(全体的にポップは色が多いですが)
最後のティールというのは
緑と水色の中間のような色で、写真の一番左のものです。
デメリットは
JBL CHARGE2+は全体のバランスがよく、
あまり弱点のないスピーカーといえます。
しかし、強いていうなら
インパクトに少し欠けるというところでしょうか。
これはこのスピーカーのメリットと
表裏一体なんで、デメリットといってしまうと
少々いちゃもんをつけている感じになるのですが、
それでもボーズの
「この重低音!」
ソニーの
「おしやれでかっこいい!」
というような、ここが素晴らしい!
という分かりやすさがありません。
デザインも好みがあるとはいえ、
Bose SoundLink Mini IIは高級感があり
SONYもh.ear go SRS-HG1なんか
とてもデザインがよく、
どちらも人に見せたら
「かっこいい! いいなあ!」
となるでしょうけど、
JBL チャージ2+は
「……水筒買ったの?」
となりそうです。
もちろんこれも好みなので
一概に欠点とは言えなくて、
たとえばアウトドアのシーン、
テントの中でリュックの横とか、
スポーツ自転車に乗りながらとかだと
とてもマッチしそうではあります。
それと水筒っぽいなんていいましたが
副次的なメリットとして
ペットボトルのケースが使えるようです。
あとJBL CHARGE 2+は低音がけっこう響くのですが
ここを調整することができないので
夜中のワンルームマンションとかだと
ちょっと気を使いそう。
まあ、Bose SoundLink Mini IIにもないんですけどね。
でもSONYのh.ear go SRS-HG1やSRS-XB3にはあります。
低音が響かないとつまらないので
そんなスイッチあったところで
使うかどうかは分かりませんが、
ないよりはあるほうがいいですからね。
カラーが8色ありますが
付属品のケーブル等は何色を購入してもオレンジ。
本体はバリエーションがあるのに
なぜケーブルは一色? なぜオレンジ?
という疑問がありますが
JBL CHARGE2+はオレンジが
スタンダートなカラーということなんでしょうね。
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Bose SoundLink Mini IIとの比較
先ほどから何かとボーズサウンドリンクミニ2を
引き合いに出していますが
JBL チャージ2+とは音の傾向がかなり違います。
こちらの動画が参考になります。
音のいいスピーカーかイヤホンで聴くと
違いを確かめることができます。
Bose SoundLink Mini IIは
迫力があってかっこいい音、
JBL CHARGE2+は
開放的で自然、元気な音です。
1:01からのベースの音も
前者は足元から響く感じで
後者は横に広がる感じです。
また、JBL CHARGE 2+は
弦が振動する雰囲気まで感じ取れるくらい
クリアな音をだしています。
一方のBose SoundLink Mini IIは
ややこもった感じがあるものの、力強さがあります。
また、動画では分からない違いとしては
Boseはスピーカーの正面から聴くと
音の迫力をダイレクトに感じることができますが
左右からだと聴こえにくくなる一方、
JBLは比較的、どの角度からでも聴きやすいです。
なのでJBLは、
本を読んだりするときに横にポンと置く、
ボーズは
夜、周囲に気を使うような場面でひとりで聴く、
といった場面に強そうです。
まあどっちも低音がかなり響くので
夜中にひとりで聴くのには向かなさそうですが
比べるなら、ということで…。
ただ、低音はどっちも強いものの、
比較するとボーズサウンドリンクミニ2が
より強く、より前面に出る感じなのに対し、
JBL CHARGE 2+は中高音も
比較的バランスよく聴こえます。
全体としてJBLのほうがクセが少なく
ボウズはやはり重低音が好きな人向けといえます。
価格はJBLが15000~17000円、
Boseが25000~27000円と
一万円ほど開きがありますが、
音質は値段差ほどないというか
好みの問題になってくるので
コストパフォーマンスではJBLですね。
また、防水やスマホに充電できるなど
機能面でもJBLです。
ただしデザインの高級感では
Boseのほうがいいですね。
持っていて嬉しくなる感じがあります。
結論、こだわりがなければこれが一番
JBLは映画館のスピーカーなどで採用されているメーカーです。
そのためか、CHARGE2+も
迫力がありながら中高音も聞き取りやすく、
また、長時間聴いていても疲れにくい印象です。
機能面、価格でも優れているので
「このメーカーが好きなんだよ!」
というこだわりがなければJBL CHARGE2+は
間違いなさそうな製品です。
僕はかなり気に入りました、
なんか、聴いていて元気が出るいうか
明るい気分になります。
価格については、こちらがおすすめです。
JBL CHARGE2+が安いところはこちら
ここにあるレビューを見ても評価が高いですね。
もちろんスピーカーには好みがありますので
いろいろなものをチェックするほうがいいです。
同じJBLの小型モデルはこちら
JBL FLIP3について詳しく見る
重低音が好きならばこちら
Bose SoundLink Mini IIについて詳しく
機能性と音のボリューム、広がりが欲しければこちら
SONY SRS-XB3について
ソニーらしいデザインと高音質なのはこちら
SONY h.ear go『SRS-hg1』について
デノン好き、豊かで優しい音はこちら
DENON Envaya DSB-200について
それぞれにメリット、デメリットがありますので
比較するだけでも面白いですね。
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