JBL FLIP4は気軽に音楽を楽しむには最高、他機種との比較も
小型モデルのモバイルスピーカーとしては
かなり完成されてきたのでは!?
JBL FLIP4
コンパクトで機能が強力、
音質もクリアでコストパフォーマンス最高!
いっぽうで、ちょっとクセも感じたので、
そのあたりの注意点についても述べていきたいと思います。
もくじ
スペックについて
大きさ : 幅175 × 高さ 68 × 奥行70 mm
重さ : 515グラム
スピーカー : 40mm × 2
最大出力 : 16W(8W + 8W)
Bluetooth : バージョン4.2
コーデック : SBC
入力端子 : オーディオミニプラグ × 1
ハンズフリー通話 : 対応
防水 : 対応(IPX7相当)
充電時間 : 約3.5時間
再生時間 : 約12時間
カラー : ブラック、ブルー、レッド、グレー、ティール、ホワイト、スクワッド
大きさは500mlのペットボトルぐらいですね、
重さもちょうどそれくらいです。
カラーは7色で、ティールは緑がかった水色のような色、なんとなく海に合いそう。
スクワッドは迷彩色で、こちらもアウトドアのイメージです。
JBL FRIP 4はアウトドア向けなので、やっぱりこういった色は似あいますね。
両サイドにパッシブラジエター(低音を再生するもの)があって、
ぶるぶる振動するため、見た目にもおもしろいです。
価格については、こちらを参照されるといいでしょう。
JBL FLIP4の価格はこちら
この製品のメリット!
JBL FLIP 4のよいところは
・きらびやかな高音と迫力の低音
・高い防水性能など機能面
・コンパクトなボディ
取り回しのよさと音質のバランスが絶妙ですね。
順に見てきます。
きらびやかな高音と迫力の低音
JBLフリップ4の音質はクリア聞き取りやすく、明るい音です。
前モデルのFLIP3と比べてもハリがあってはっきりと聴こえます。
一方の低音ですが、こちらも両サイドのパッシブラジエターのおかげで
このサイズから想像つかないくらい響きます。
安い小型スピーカーだと低音がいまいち聴こえなかったりしますが
JBL FLIP4の場合はしっかりと聴きとれます。
ただ、高音がけっこう主張してくるので
全体としてはバランス型か、やや中高音よりだと思います。
個々の音がしっかり聴こえるので騒音のある場所でも大丈夫でしょう。
賑やかな場所でじゃんじゃん鳴らすのに向いていそうです。
またクリアな音質は、セリフのある映画などにも向きそうです。
水没もOK! 機能面も充実
防水機能のあるモバイルスピーカーはそこまで珍しくないですが、
このJBL FLIP4はIPX7相当、これは短時間なら水に浸かって大丈夫というもの。
わざわざ水にじゃぼんと浸けて使う、なんてことはしないでしょうし、
本当にそこまでの防水性能が必要かどうかはともかくとしても、
うっかり水に落としても大丈夫なので水辺で使うには便利でしょう。
あと、2台並べてステレオスピーカーとして再生もできます。
これも、ほかの機種にもある機能ではありますが、
何万円もする高価なモデルだと2台買うのは気が引けるし、
それなら本格的なオーディオ装置買ったほうがいいかも…、となってしまいます。
その点このJBL FLIP 4は価格は比較的リーズナブルなので
2台購入のハードルも低く、現実的です。
さらに2台といわず、3台以上同時に再生することも可能です。
なんでも1,000台同時接続に成功したそうなので、1000台買っても大丈夫です!
ちなみこれはは世界記録だそうです。
まあそうでしょうね、
普通はこんなこと考えもしないと思います。
コンパクト
とはいっても515グラムはちょっとズッシリとはしています。
それでもこのレベルの音質、この価格帯で考えると、やはり小型軽量といえます。
これ以上軽くなると音質が落ちるか価格が跳ね上がるかのどちらかですが、
JBL FLIP4は高音質でありながら
持ち運びする気になるサイズなので、バランスを考えるとちょうどいいです。
上位モデルのCHARGE3は800グラムしますからね。
なんとか持ち運びできなくはないですが、
大きさもちょっとカバン入れるには、ちょっときついものがあります。
上の画像のような使いかたをするならFLIP4のサイズがベストですね。
大型モデルじゃ落としそうになります。
500mlのペットボトルを1本カバンに入れるイメージなので持ち運びも現実的ですね。
デメリットもあります
つぎはJBL FLIP 4の弱点、気になる点についてです。
フリップ4は製品としてバランスがよくあまり弱点がないと思いますが
次の点には注意が必要です。
・音がかたく、聴き疲れするかも
・上位モデルと比べると迫力が落ちる
・パッシブラジエターがむきだし
音にややクセがある
JBL FLIP 4は、とてもクリアできれいな音なんですが
それだけに長時間聴いていると聴き疲れやすそうです。
これはこのスピーカーの特性なのでメリットとも言えるのですが、
BGMとして静かに音楽を流すような使い方よりも
ガンガンと大音量で楽しむほうが向いていそうです。
上位モデルと比べると迫力不足?
これはあくまで上位モデルと比べればということです。
FLIP4は、それ単体で聴くぶんには十分力強い音と言えます。
上位モデルは大きさも価格も違うので
そっちのほうが迫力ある音がするのはあたりまえですね。
なのでちょっとイチャモンつけてるみたいになるのですが、
上位モデルのほうが、特に低音がずっしりと響くのは事実。
サイズと予算がゆるすのならそういったものを検討するものありでしょう。
ちなみに中高音は上位モデルと張り合えるぐらい素晴らしいので
音が好みにあえば、JBL FLIP4はかなりよい製品といえるでしょう。
パッシブラジエターがむきだし
見た目には楽しいのですが
持ち運びの時にこの部分を触ってしまうと
ぐにゃりとへこむので、なんか怖いです。
かばんやケースから無造作に取り出そうとすると
うっかり押さえつけてしまいそうになります。
ふつうに扱う分には大丈夫ですし、
特に壊れやすいようではないので問題はないとは思いますが。
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ライバル製品との比較
つぎに、JBL FLIP 4と迷いそうな製品との比較です。
Bose Soundlink mini II(人気モデル)
まずはモバイルBluetoothスピーカーの定番の人気モデルとの比較です。
動画による音質の違いはスマホのスピーカーで聴いてもほとんど分かりませんが
大きなスピーカーやイヤフォンにつなげると分かりやすいです。
JBL FLIP 4のほうが、全体的にはっきりと音が聴こえます。
一方のボーズは、どっしりと低音がよく響いています。
動画では分かりにくいですが、音に迫力があるのは
やはりBose Soundlink mini IIです。
価格差が2倍近くあるので、こればっかりはしょうがないですね。
ただ中高音についてはJBL FLIP4のほうがはっきり聴こえますし、
クリアで聞き取りやすい音がよければこちらがいいです。
機能面では防水があるなど、フリップ4が有利です。
大きさは同じくらいですが、こちらのほうが160グラムほど軽いです。
・中高音中心
・クリアで聞き取りやすい音
・防水
・コストパフォーマンス
これらを求めるなら、JBL FLIP4です。
いっぽうのBose Soundlink mini IIは
・低音中心
・迫力ある音
・高級感
がメリットです。
迫力ある「ボーズサウンド」は、ほかにはないものですので
それが好きならばこちらですね。ちょっと高いですけど。
この機種については別記事で述べています。
Bose SoundLink Mini II(サウンドリンクミニ2)についてくわしくはこちら
SONY SRS-XB20(もっとも近いモデル)
おそらく一番迷うのが
このSONY SRS-XB20だと思います。
値段もサイズも近いです。
JBL FLIP4のほうが高音ははっきりしています。
ただし低音はソニーがしっかりしています。
両方とも防水ですがフリップ4のほうがより強力で水没に耐えられます。
サイズもJBLがちょっとだけコンパクトですね。
ただSONY SRS-XB20は、音がゆったりとしていて聴き疲れしにくそうです。
元気な音のJBL FLIP 4とどっちがいいかは好みによりけりですね。
高音中心
ガンガン鳴らして聴きたい
アウトドア中心
これならJBLでしょう。
低音主体
ゆったり聴きたい
インドア中心
この場合はソニーに分があると思います。
この機種については、こちらで記事にしています。
SONY SRS-XB20についてくわしくはこちら
JBL CHRGE3(上位機種)
おなじメーカーの上位モデルとの比較です。
両方ともかなりいい製品です。
FLIP4がやや高音より
CHERGE3はやや低音よりですね。
あと上位モデルだけにチャージ3は
小型オーディオなみのゆったりとした迫力のある音です。
5千円ほど高くなりますが音質重視ならCHRGE3がいいですね。
再生時間も20時間と長く、またモバイルバッテリーとしても機能もあります。
ただしチャージ3は重さが800グラムと辞書並みで大きさもあるのがネックです。
正直なところ、比べなければFLIP4もいい音で迫力を感じますし、
持ち運びを考えるならこちらでしょう。
こちらの機種についても別の記事で解説しています。
JBL CHARGE3についてくわしくはこちら
jbl FLIP3(前モデル)
さいごに、前モデルとの比較です。
どれくらい進化しているのでしょうか。
FLIP4のほうがはっきりと聴こえています。
ぱっと聴いた感じ、音は良くなっていますね。
ただ聴き疲れしにくそうなのはFLIP3のほうかなー、と思います。
防水はIPX5(水しぶきまで)→ IPX7(短時間の水没に耐える)
再生時間 10時間 → 12時間
と進化しています。
重さは450グラム → 515グラム
と、ちょっと重くなっています。
やはり新モデルのFLIP4ほうが全体的に良いですが
派手な音を好まないのなら、あえて価格もおさえられるFLIP3を選ぶのもありでしょうね。
FLIP3についてはこちらに記事があります。
JBL FLIP3についてくわしくはこちら
まとめ、こんな人向け!
前モデルのFLIP3は1万円ぐらいの小型モデルとしては定番機種でバランス型でしたが、
ライバル製品がかなり良くなったためか
個性を出して、ちょっとアウトドア向きによって来た印象があります。
・部屋で静かに聴く
・ベースなど低音重視
・高価でもいいから音質にとことんこだわる
こういったものを求めるなら他のモデルに分があるように思います。
いっぽうで
・高音から低音まではっきりと聴こえるのが好き
・車やアウトドアでガンガン鳴らしたい
・持ち運びが楽で防水も強力
こういったものがよければJBL FLIP4がいいですね。
とくに、持ち運びのしやすさと価格を重視するなら最強のモデルでしょう。
価格については、こちらを参照くださいませ。
JBL FLIP4を安く買うならこちら
他の製品についての記事です。
迫力の重低音と高級感のあるBose SoundLink Mini IIはこちら
高機能で音のバランスが良いJBL CHARGE3はこちら
お手頃価格の前モデルJBL FLIP3はこちら
製品コンセプトが少しづつ違うので自分に合ったものを選ぶのが一番ですね。
気軽に持ち運べて、明るく楽しく音楽を聴くならJBL FLI4がベストでしょう。
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