JBL BOOMBOXは持ち出せるオーディオと考えるとかなり魅力

モバイルBluetoothスピーカーは
どのメーカーも、全体的に大型化していますが、
その中でも、極みといえそうなのが出てきました。

JBL BOOMBOX


JBL BOOMBOX


JBLはこれまでもXTREME(エクストリーム)という大型モデルを出していて
これでも「すげぇ…」というくらいでしたが、
今回のブームボックスは「まじで?」
といってもいいレベル、すごいインパクトです。

しかし単純にスピーカーとして考えれば
基本的には大きいほうが音質面で有利
なわけですから、
そう考えると意欲的で面白い製品ですね。




この製品のスペック


JBL BOOMBOXの主なスペックです。

大きさ : 幅460 × 高さ254.5 × 奥行195.5 mm
重さ : 約5.25キログラム
スピーカー : ウーファー100mm x 2、ツイーター20mm × 2
最大出力 : 電源接続時 60W(30W + 30W)、バッテリー駆動時 40W(20W + 20W)
Bluetooth : バージョン4.2
コーデック : SBC
入力端子 : オーディオミニプラグ × 1
ハンズフリー通話 : 対応
防水 : 対応(IPX7相当)
バッテリー容量 : 20,000mAh
充電時間 : 約6.5時間
再生時間 : 約24時間
カラー : ブラック



なんかこうやって書いていると
モバイルスピーカーの数字に見えませんね。

重さ約5.25キログラムなんて
パソコンでいうとノートより
デスクトップパソコンに近い数字で、
「モバイル」といっていいかどうか、というぐらいです。


ただ、そのぶん性能もみごとで
たとえば出力60W(30W + 30W)、
バッテリー駆動時でも40W(20W + 20W)は
へたなコンポに勝ってしまうレベルです。

スピーカーも
ウーファー(低音を再生するもの)と
ツイーター(高音を再生するもの)
があるので、
これもコンポみたいですね。

さらに両サイドにパッシブラジエーターという
低音を増強させるユニットがあります。

パッシブラジエーター

低音が鳴るとき、これがぶるぶるとふるえて
見た目にも楽しいです。


デカくて重いのは確かですが
このJBL BOOMBOXには取っ手がついていたり、
スイッチ類などがでっぱってないなど
あるていど持ち運びはしやすそうです。


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音質について


BOOMBOXの音ですが、
これはJBLの小型モバイルスピーカーを
そのままパワーアップさせたような印象で、

低音がブワワ~ンと広がり
中音がクリアに聴こえます。

明るくて元気なサウンドですね。

また、音がはっきりしているので
ひとつひとつの楽器がそこで演奏されているかのような
楽しさがあります。



正面


JBLは映画館のスピーカーを
作っているメーカーですが
ちょうど映画館の音を聴くような
はっきりしたセリフ、迫力あるサウンドのイメージですね。

特にギターや打楽器の音などは
演奏している指の動きまで見えそうなくらい
リアルに聴こえて面白いです。


機能面、防水について


JBLのモバイルスピーカーは
多機能さもメリットになりますが、
このBOOMBOXも

・IPX7相当の防水(短時間なら水没しても大丈夫)
・モバイルバッテリー機能
・2台つかってステレオ再生


など、最新の機能を搭載しています。


アウトドア


アウトドアで使うなら
急に雨が降ってきたりするかもしれませんし、
防水はありがたいですね。


IPX7相当ですが、
この5kg超の巨大なカタマリが水に落ちると
どんな風になるんでしょうか。水しぶきとかすごそう。
「ドブワッッッシャアアア!!」
みたいな、アメリカンコミックのような音がしそうです。

IPX7相当の防水


あと防水スピーカーといえば
「風呂場で音楽」となるかもしれませんが、
このサイズの音を風呂場で鳴らせるのは
なかなかめずらしい体験となりそうです。



モバイルバッテリー機能も
ブルートゥーススピーカーでは割とついていたりしますが、
このJBL BOOMBOXはなんせバッテリー容量が
20,000mAhある
ので、大容量バッテリーのスマホでも
7回ぶんぐらいあることになります。


カフェなどで充電するにはうってつけ、
と言いたいところですが、
カフェでこんなデカいスピーカー持ってたら
目立ってしょうがないでしょうし、鳴らしたらまあ迷惑ですね。

それよりも花見とかバーベキューなどにいいでしょう。

こういった野外イベントでは、たいていひとりぐらい
「やべースマホのバッテリー切れそう」
とかいう人がいますが、そんなときに便利です。


そしてBOOMBOXは2台同時に充電できるので
大勢で集まっていて、ふたり同時に
「やべースマホのバッテリー切れそう」
となっても大丈夫です。


最後の2台つかってステレオ再生ですが
この大きくて価格もする製品を2台用意できるのか…、
というのが現実的な問題としてるものの、
かりに実現したら、すごい音で楽しめそうです。


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デメリットは


JBL BOOMBOXの弱点、
買うにあたってのデメリットはなにか?
これはもう分かりきってます。

持ち運びがたいへん。


モバイルスピーカーの重さは
「ペットボトル飲料ぐらい」とか
「辞書ぐらい」
などといったものが一般的ですが、

BOOMBOXはなんせ5.25キログラム。
5キログラムのお米より重いです。

女性だと片手で持つのはむつかしいかもしれません。


肩にかかえる


家の中での移動ならともかく、
そとに持ち出すときは車が欲しい重さです。
徒歩や電車で長距離持ち運ぶのは
もちろん出来る重さでしょうが、
ちょっとがんばらないといけないでしょう。



実物を見て買うぶんには間違えようもないですが
ネットで買う場合は525グラムと間違えて
「よし、これで毎日カバンに入れて持ち運ぶぞ」
とか思って注文すると、とんでもないことになります。

下手をすればカバン底がぬけるか
そもそも大きなカバンじゃないと入らないと思います。

バッグにしのばせて毎日職場にもっていく、
なんてものではありませんね。
そういうことができるのはFlip4(515グラム)か、
せいぜいCharge3(800グラム)ぐらいまでです。



ただ、最初にも言った通り
取っ手があるのでお米の袋よりは持ちやすいと思います。


また一体型コンポとかだと、持ち運ぶときスイッチ類を
なにかの角ぶつけて壊してしまうなんて心配がありますが、
JBL BOOMBOXはごろんとしたカタマリにちかいので
そいうった心配はあまりしなくていいですね。


スイッチ類


音質面でのデメリットですが、
ある程度音量を出さないと、
本来のポテンシャルが発揮されにくいと思います。

(これはJBLのモバイルスピーカー全体に言えることかもしれませんが)

たとえばBoseのSoundLink Mini iiだと
小さな音でもある程度、
厚みのあるしっかり音が鳴ってくれますが
JBLはあんまり小さい音だと、ちょっと物足りなさを感じます。


深夜のワンルームマンションでしっとりと聴く
というシチュエーションには
あまり向かないスピーカーに思います。

反対に、大きな音でのびのび聴くには
とてもよいスピーカーなんですけどね。


持ち出せる本格オーディオ機器として


JBL BOOMBOXは、
小型のモバイルスピーカーのコーナーでいきなり見かけると
「なにかの冗談?」
と思えるようなサイズですが、

「持ち運びもできるオーディオ装置」
と考えると、急に魅力的な製品に見えてきます。

JBL BOOMBOX


毎日の通勤で持ち運ぶのはちょっと無理がありますが、
職場に置きっぱなしができるような環境なら
お手軽に設置できるので便利でしょうし、


家で使うにしても、簡単に移動できるのは
大きなメリットになるでしょう。

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最近はコンポを持っていても
「スマホからBluetooth再生しかほとんどしない」
という人もいます。
そんな場合もCDプレイヤーなどない
シンプルなこの製品はいいですね。

もちろんまったく移動させることがないのなら
据え置き型のコンポやオーディオ機器のほうがいいですが、
少しでも動かすのなら、
こういった製品をコンポ代わりに置くのもよさそうですね。

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