Bose SoundLink Revolveは新定番モデル?他機種との比較もくわしく

モバイルBluetoothスピーカーとしては
斬新な形ですが、ひょっとすると
これが新しいスタンダードになるのかもしれません。

Bose SoundLink Revolve
(ボーズサウンドリンクリボルブ)



Bose SoundLink Revolve


この形にはちゃんと意味があり
上手く使えば、それまでの製品では
味わえない使い方ができます。


今回はこの
ボーズサウンドリンクリボルブの
メリットとデメリット、
他の製品との比較についてです。




スペックと基本情報


Bose SoundLink Revolveの
おもなスペックです。

大きさ : 幅82 x 高さ152 x 奥行82 mm
重さ : 670グラム
通信距離 : 最大9メートル
入力端子 : オーディオミニジャック、Micro-B USB
ハンズフリー通話 : 対応
防水 : 対応(IPX4)
再生時間 : 約12時間
NFC : 対応
カラー : トリプルブラック、ラックスグレー



ブラック


デザインは、さすがBoseですね。
高級感があり、見ていると
じわじわと欲しくなります

縦長の形がそれまでとの大きな違いですが、
これは、この製品の大きな特徴である
360度に音が広がるためです。


どっちが前かわからないデザインですが、
どっちでもよいということですね。


重さは670グラムで、
カバンに入れると存在感がありますが、

このクラスのスピーカーは
どうしてもこれくらいの重さになるのは
しょうがないのでしょう。


カラーはブラックとグレーの2色で、
これは好みになりますね。
僕は上品なメタリック感のグレーが
たまらないですが、
しまりのあるブラックが好きという方も多いと思います。


カラーバリエーション


ボーズのモバイルスピーカーは
機能面が弱かった、というか
「スピーカーは音質がなにより!! 文句あっか!」
みたいな硬派な印象があったのですが、

サウンドリンクリボルブは
弱いながらも防水がつきましたし、
2台以上つなげて同時再生にも対応しました。



2台使ってステレオ再生だけでなく、
パーティーモードにといって
両方から同じ音を出すこともできます。


「それは単なるモノラル再生なだけでは?
なんのメリットがあるの?」

と思われるかもしれませんが、
広い範囲でまんべんなく聴くなら
両方から同じ音をだしたほうが有利です。


価格についてはこちらをご覧ください。




音質について


イメージ


さすがはボーズで、
SoundLink Revolveの
音の迫力は申し分ないです。

Boseならではの
どっしりとした低音がいいですね。


前モデルともいうべき
SoundLink mini ⅱは
かなり低音が強調されていましたが、
このリボルブは、そこまでではなく
全体的にバランスがとれています。


音が何かのカタマリになって
出てきてるんじゃないかというような
ドカドカとした迫力では
なくなりましたが、そのかわり、
音に広がりを感じるようになりました。


いっぽうで、クリアで繊細な
タイプの音ではない
ので、
楽器のの音をひとつひとつ
細やかに聴きこむ、というのには
あまり向いていないように思います。

まあこれは逆に
耳につかなくて聴きやすい
ということにもなりますので
メリットと感じる人も多いとは思います。


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メリットは?


すでに先ほど述べましたが
あらためてBoseの
SoundLink Revolveのメリットをあげていきます。


防水


360度に広がるサウンド


まずはなんといってもこれですね。
360度、つまり全方位に音が出ます。


モバイルスピーカーは、
目の前で聴くとよい音でも
ちょっと移動して横から聴くと
モゴモゴとこもったような
音になりやすいですが、
この製品ではそのようなことはないです。

部屋の真ん中に置いて、
掃除とかの動き回る作業をするのに向いていますね。


迫力とバランスのよい音


音もそこまでクセがなくなったので、
BGMとして聴くこともできそうですし、
Boseらしい迫力は健在です。

お店にいると
「なんかここのお店の音楽は迫力があるな」
と思って見たらスピーカーがボーズだった、
なんてことが何度かありましたが、

このSoundLink Revolveも
そういった安定感のある音質があります。


高級感と扱いやすいデザイン


これもBose SoundLink Revolveの
大きなメリットですね。

メタリックなのに上品なデザインは、
とてもよい存在感があります。



縦長の形は、モニターの下など
上下に狭いとこに
もぐりこませることはできませんが、
机の狭い場所には起きやすいので
メリットに感じることのほうが多いと思います。


衝撃にも強い設計とのことなので
あまり深く考えずにポンと置けそうです。




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デメリット、気をつけることは


サウンドリンクリボルブは
機能面も強化され
大きなデメリットはなくなったといえます。

ただ、次の点は一応
気をつける必要があります。


お値段お高め


モバイルBluetoothスピーカーの
小型で高音質のモデルは
一万から二万円ぐらいが中心ですが、
SoundLink Revolveは
プラス一万ぐらい必要になります。


もちろん価格に見あった製品ですし、
Boseブランドに魅力を感じるなら
なおさらですが、
「コスパ抜群」というのは
ちょっと無理がありますね。


音のインパクトが弱く感じるかも


これは人によってメリットとも
感じる部分ですが、
前モデルほど低音が強調されてないので、
そこを期待しすぎると、
頼りなさを感じるかもしれません。

個人的には十分というか、
これ以上だとむしろ
やりすぎに感じるくらいですが、

「ドコドコ!ドカドカ!」
というぐらいの迫力を求めるのなら
前のモデルであるSoundLink mini ⅱのほうが
あっているかもしれません。


あとこれもさっき述べた通り
「クリアで細やかで鮮明で」
という音質ではなく、

人によっては「こもった音」と感じると思うので
いわゆる「綺麗な音」ならソニー
「クリアで聞き取りやすい音」ならJBL

がいいと思います。

いっぽうで、
「キンキンした音は嫌い」
というなら、
このBose SoundLink Revolveは
好みに合うとは思います。


機能面もそんなに強くない


よくなったとはいえ、
そこまで気が利いているとまではいえないです。


防水はIPX4相当、これは
「水しぶきぐらいは大丈夫」
というもので、水没させたらダメ
ですし、

連続再生時間も12時間と
短くはないですが、
JBL CHARGE3は20時間、
SONY SRS-XB30は24時間なので
それに比べるとおとってしまいます。


とはいえ、これで十分
という人のほうが多いでしょうし、
必要以上の機能をつけるより
シンプルにするというコンセプトに感じます。



あとこれはデメリット
というのではありませんが、
Google HomeやAmazon Echoのような
スマートスピーカーではありません。


ハンズフリー機能はありますが、
基本的には「スピーカー」です。


他の製品との比較


Bose SoundLink Revolveは
独特の立ち位置にある製品といっていいので、
他の製品との比較はむつかしいですが、
気になりそうなのは次のもの。

動画による音の比較は
大きめのスピーカーかイヤホンを
使ったほうがわかります。


JBL CHARGE3


これもかなりいいスピーカーですが、
ボーズとは製品コンセプトが違うといえます。




音の傾向がはっきりちがいますね。

ボーズのほうが、体ごと感じるような
どっしりとした音です。

JBL CHARGE3も低音はかなり効く
スピーカーですが、やっぱりボーズの
低音はほかにはない魅力です。

あと360度広がる点も
Bose SoundLink Revolve
のメリットです。


一方のJBLは、はっきりした音で
楽器のひとつひとつが分かります。
Boseの音が「こもった感じがする」
と感じるのならこっちですね。


クリアな音はセリフも聞き取りやすく
映画鑑賞などにも向いています。

ただ音がかたい感じがして
音楽を長い間聴いていると疲れるかもしれません。



機能面では
JBLがIPX7(水没も大丈夫)
BoseはIPX4(水しぶきぐらいまで)

再生時間も
JBLは20時間
Boseの12時間
とJBLのほうが良くなっています。
価格も一万ほど安いですね。

ただしJBLは重さが800グラムもあるのが難点。
形もちょっとぼってり。


高級感、持ち運びやすさ
360度に広がる
厚みのある音ならボーズ、


低価格、高機能、
クリアな音ならJBLがいいでしょう。


なお、個別記事はこちらです。
JBL CHARGE3についてくわしく


UE BOOM2


こちらも360度に音が出る
モバイルBluetoothスピーカーです。




音質はやはり
Bose SoundLink Revolve
に分があるように思います。


UEも悪いわけではないのですが、
比較すると迫力の面で及ばない印象です。


ただ、高音と低音のバランスと、
元気で軽やかな音がよければ
UEということにはなります。


ボーズはなんだかんだで
低音が効きますからね。


機能面ではUEのほうが良くて
IPX7の防水(水没にも耐える)、
再生時間15時間
重さ548グラム

ボーズのサウンドリンクリボルブは
670グラムなのに対し、
UEは500mlのペットボトルより
少し重い程度です。


デザインに高級感があるのはボーズですね。
UEはポップでカジュアルな雰囲気です。

価格はもともとはどちらも2万円台なかばですが、
UEのほうは値段が下がっている傾向があります。


少しでも軽いほうがいい、
低音が強いのはいやなど、
UEのメリットに価値を感じるならこちらですが、

人気があるのはボーズですし、
どっちがいいかと聞かれると、
やはりサウンドリンクリボルブでしょう。


個別記事はこちらです。
UE BOOM2についてくわしく


Bose SoundLink Revolve+


同じボーズの上位モデルです。




プラスのほうが
低音がよりしっかりしていますね。

ただ動画の音量が定かではありませんが、
はっきりと違いがでるのは、
ある程度音量を上げた時だと思います。


手元に置いて静かに聴く
というような場合、
そんなに違わない印象なので、
持ち運びやすさを重視するなら、
SoundLink Revolveのほうがよさそうです。


ある程度広いところでのびのびと聴く
家中心でそこまで持ち運ばない、
という場合はプラスのほうが良さそうですね。



あとプラスは重さが910グラムあり、
サイズも一回り大きいので、
外出先に持てなくはないですが、

カバンに入れると
「がんばって持ち運んでいる」
感じなりそうです。

価格も一万円ほど高くなります。

どういった使い方になるかで
選ぶといいでしょう。


Bose Soundlink mini ⅱ


形はずいぶん違いますが、
値段を考えると
SoundLink Revolveの前モデルといえそうです。




こうやって比較すると、
やはりSoundlink mini ⅱは
低音がかなり強調されている印象です。


SoundLink Revolveのほうが
バランスはいいですね。

一方、どっしりとした厚みという点では
サウンドリンクミニ2のほうがより感じます。


機能ではリボルブが
360度、防水、2台以上同時再生と
進化しています。



デザインと高級感は
どちらも申し分ないですね。
Soundlink mini ⅱのほうが
スピーカーらしい形といえそうです。


基本的にはリボルブのほうが
後継モデルなだけにいいですが
上記のメリットが必要ないなら、
あえて価格の下がっている
サウンドリンクミニ2を選ぶのもありでしょう。

個別記事はこちらです。
Soundlink mini ⅱについてくわしく


安定した定番モデル


Bose SoundLink Revolve


Boseはモバイル型の
Bluetoothスピーカーでは、
かなり人気があるメーカーです。
前モデルのSoundlink mini ⅱは
ながらく代表的な存在でした。


360度再生のためのデザインなど、
独特の雰囲気もありますが、
このSoundLink Revolveも
売れ筋といって間違いないでしょう。



「クリアな音がしないといや」
「水に沈んでもいいくらいの防水が必要」
など、この製品の弱点が
どうしても受け入れられない場合は別ですが、

多くの人にとっては
満足をえられることと思います。





価格もふくめた詳しい情報は
こちらをご覧いただければと思います。

Bose SoundLink Revolveについてくわしくはこちら


美しくて高級感があり、
持ちやすい形をしているので、
ずっと手元に置きたくなるようなスピーカーですね。

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