IPアドレスとは

ネットワーク関係のことをやっていると必ずお目にかかるのがIPアドレス(アイピーアドレス)という言葉です。NASの接続や、設定などの時もこのIPアドレスという言葉はよく出てきます。ただしNASを使うにはそんなに詳しく知らなくても、どんなものなのかという事が分かれば充分です。


IPアドレスとはネットワークに接続されたパソコンなどの機器に割り振られる番号です。インターネットではIPアドレスによって世界中にたくさんあるパソコンやスマートフォンなどから、目的の機器を見つけ出してデータを送ったり、送られたりしています。住所や電話番号によく例えられます。

IPアドレスは各回線に割り振られる

例えば何処かのWebサイト(ホームページやブログなど)を見る場合は、相手のサーバーから、Webサイトの文字や画像を自分のパソコンなどに送ってもらうことによって見ることが出来ます。メールの場合もメールの文章を自分のパソコンや携帯電話などに送ってもらいます。音楽などのファイルをダウンロードする場合も同様です。


この時に必要になるのがIPアドレスです。手紙が住所を頼りに届けられ、電話が相手の電話番号に掛けられるように、インターネット上のデータはIPアドレスを元に届けられます。 そのためIPアドレスは住所は電話番号と同じく、世界中の全ての機器に違う番号が割り振られていなければなりません。同じIPアドレスが複数の場所で使われていると、送る側はどちらのパソコンにデータを送ればいいのか分からなくなります。このような、世界中で他のものと重複しない、固有のIPアドレスのことをグローバルIPアドレスといいます。


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グローバルIPアドレス


グローバルIPアドレスはインターネットの回線契約をしたプロバイダによって与えられます。例外もありますが、通常は1回線ごとに1つのグローバルIPアドレスが存在します。表記は一般的に次のようにされます。

     192.111.0.222

このように、4つの数字をドットで区切って表記します。各数字は0~255の間です。


グローバルIPアドレスは1つの回線に1つなので、ルーターを使って1つの回線で複数のパソコンやスマートフォン、NASなどの機器を接続している場合、それらの個々の機器達まで見分けることが出来ません。この場合はそれらの各機器達にプライベートIPアドレスというものを割り振って区別します。

ルーターによって各機器にプライベートIPアドレスが割り振られる



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プライベートIPアドレス


プライベートIPアドレスはルーターによって各機器に割り振られます。パソコンやスマートフォン、タブレット、NASなど、ルーターに接続している全ての機器達はこのプライベートIPアドレスを持つことになります。グローバルIPアドレスを住所に例えるなら、プライベートIPアドレスはマンションの部屋番号にあたります。電話番号でいうならプライベートIPアドレスは内線番号のようなものです。


プライベートIPアドレスはグローバルIPアドレスの場合と同様に、ドットで区切られた4つの数字で表されますが、数字の範囲は次の通りです。

10.0.0.0 ~ 10.255.255.255
172.16.0.0 ~ 172.31.255.255
192.168.0.0 ~ 192.168.255.255

IPアドレスが上記の範囲だと、そのIPアドレスはプライベートIPアドレスで、それ以外の場合はグローバルIPアドレスということになります。



このようにIPアドレスは、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがあります。インターネットのデータは、まずグローバルIPアドレスをもとに各家庭やオフィスのルーターまで届けられ、さらにルーターがプライベートIPアドレスをもとに個々のパソコンなどの機器に届けるというしくみになっています。


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